すでに元日からネット記事に掲載されていますが、今年はなにかと「丙午」という
キーワードが世間の注目を集めることと思います。
その丙午の年に生まれた私にとって、出生数が社会の空気で左右されるという現象は、
どこか他人事ではありません。
迷信が統計を動かした1966年。
社会の変化が出生率を押し下げた平成元年。
そして新しい年が明けた今年、2026年。
出生数は過去最低を更新し続け、2025年の推定は66.5万人。
同じく推定合計特殊出生率は1.15と、1.57ショックの頃よりさらに低い水準です。
「迷信」ではなく、「社会の仕組みそのもの」が子どもを産みにくくしている。
そんな現実を、丙午生まれの私は強く感じています。
📌社会に出る頃、国生さゆりさんの「バレンタイン・キッス」が流れると、
なぜか胸がざわつきました。
すでに消滅時効が成立していますが、学生時代にラフォーレ原宿で
アルバイトをしていた頃、彼女は周りの目を気にすることなく
男性と白昼堂々と手つなぎデートをしている姿を見かけたことがあります。
1.57ショックで社会が“少子化だ、将来が不安だ”と騒いでいたそんな時期でも
同級生アイドルの歌は、未来を明るく照らしてくれるような力がありました。
国生さんの手つなぎデートは、その昭和と平成の“時代の境目”を象徴するような
忘れられないワンシーンとして、今も私の記憶に残っています。
少子化は、誰か一人の努力で解決できる問題ではありません。
でも、1966年のように「心理的な不安」で出生数が揺れることも、平成元年のように
「社会の仕組み」が追いつかないまま人々が悩むことも、どちらも避けたいところです。
- 正しい情報を知ること
- 子育てや介護を“個人の責任”にしないこと
- 働き方や地域の支え合いを見直すこと
- そして、安心して相談できる場所を増やすこと
行政書士として、そして1966年生まれの一人として、
「不安を抱えたままにしない社会づくり」に少しでも力になれたらと思っています。
終活や相続、住まいの整理、外国人雇用のサポート——
どれも“人の暮らし”に深く関わる仕事です。
少子化の話題は大きなテーマですが、
目の前の一人ひとりの不安を軽くすることが、
結果的に社会全体の安心に繋がるのではないかと感じています。


